【法政研】第38・39回研究会「戦後沖縄史の断面−返還・復帰40年を前にして−」を開催いたしました

沖縄法政研究所では、7月22日(金)に13号館研究所会議室において、第38・39回研究会を開催いたしました。
今回は、土江真樹子氏(沖縄法政研究所特別研究員・フリージャーナリスト)と、櫻澤 誠氏(沖縄法政研究所特別研究員・
日本学術振興会特別研究員)をお迎えし、「戦後沖縄史の断面 −返還・復帰40年を前にして−」を共通テーマに
それぞれ報告していただきました。

第38回研究会 「沖縄密約をめぐる報道と裁判に見るジャーナリズムの限界と課題」
    報告者: 土江 真樹子 氏 (沖縄法政研究所特別研究員・フリージャーナリスト)

 
沖縄密約裁判をとおして、長年沖縄が抱える基地問題に対する報道内容や政治との関わりを、歴史を振り返りながら
報告していただきました。

第39回研究会 「1950年代後半における土地闘争以後の保守再編について」
    報告者: 櫻澤 誠 氏 (沖縄法政研究所特別研究員・日本学術振興会特別研究員)

 
米軍基地による土地占領問題をめぐり、当時の琉球政府や政党運動、政治過程を背景に、
沖縄が大きな転換を余儀なくされていった土地闘争以後の保守再編について、報告していただきました。

質疑応答では、様々な質疑やご意見をいただき、大変有意義な内容となりました。
多数のご参加をいただきまして、誠にありがとうございました。

■お寄せいただいた感想■

■断片的に知っていただけの情報を問題点とともに整理できたと思います。
  新聞やテレビが「国民を映す鏡」だというのは、仰るとおりで、ただそうするとメディアの進歩というのは
 (尖閣やウィキリークスの例をみても) 難しいのかな、とも思いました。

■「密約」報道について 報道機関の問題のとらえ方の移り変わりを分かりやすく解説されていた。
  報道のされ方が記者に大きな影響、時には誤解をうむことになる。ただ、「密約の本質」と「一記者の再評価」を
 分けて考えない限り、「メデイアの目的」問題は今後もついてまわることになるでしょう。

■土江氏の報告の中で、地方と中央の主語の違い、記者も逮捕されるという権力の怖さとマスコミ側の自己規制等が印象に残る。
  権力側の悪への追求が日本側で非常に弱く感じられる。

■両報告において、部分部分の知識が線になってまとまってきた。

■密約については、近年取りあげられる機会が多かったので知ってはいましたが、
 このようにメディアやジャーナリズムからの視点であまり聞くこともなかったので、今回の発表はとても勉強になりました。
 また、土江さん自身の経験された話も聞くことができてよかったと思います。
 復帰前の沖縄については、事件や事故、他府県との差別からみることが多かったのですが、
 こうして政治的な流れなどからも見ていくことも大切だなと思いました。

〜アンケートにご協力いただきありがとうございました〜


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